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2024年11月22日
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お水送り
2013年03月03日
3月に入り春一番が吹いたかと思うとまた真冬に逆戻り・・
北風が吹き付け小雪が舞う3月2日、去年に引き続き若桜小浜で執り行われるお水送りに行ってきた。
去年の記事はこちら
神宮寺での神事。
長い読経が終わると社内で炎が上がり、赤装束の層が松明をかざす達陀が行われる。
北風が吹き付け小雪が舞う3月2日、去年に引き続き若桜小浜で執り行われるお水送りに行ってきた。
去年の記事はこちら
神宮寺での神事。
長い読経が終わると社内で炎が上がり、赤装束の層が松明をかざす達陀が行われる。
今回は達陀が終わるとすぐに人ごみでごった返す境内を抜け、暗い道を歩いて鵜の瀬へ先回りした。
鵜の瀬のご香水を注ぐ場所が見える一等地に陣取って、寒さに耐えて待つこと約1時間と少し。。
ほら貝の音と共に山伏の行者を先頭に大松明がやってきた。
先ずここで大松明、中松明が鵜の瀬の河原に並べられ、そして神事のあと大護摩に火が入れられると・・
あたり一面が大護摩の炎で照らされる。
そして行者衆が対岸に渡り、鵜の瀬にお香水を注ぐこの神事のクライマックス。
今注がれたこのお香水が10日後に奈良東大寺二月堂の若狭井に届くという。
今年は時折雪が強く降り、強風も吹く厳しい天気だったが、このお水送りの日はほぼ天気は良くないそうだ。
お水送りとお水取りは戦時中も中断する事なく、1200年以上も変わらずに延々と続けられてきのだ。
遥か古代から続く神事に不思議な魅力を感じる。
鵜の瀬で待ってる間から神事の間も、ずっと僕らの後ろで解説してくれるおじさんがいた。
「7年前に一度来たがその時はこうだった、この後あの人がこうやってああやって・・・。」
何処にでもこんな人はいるが、しかしまあうるさかった。
しまいには「あの水、たぶんお酒だろうけど、あれが何日かたったら京都の東大寺に届いて・・」
って、おいおい・・
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