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2024年04月26日
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空中回廊 弥山川から八経ヶ岳へ その1

2009年10月14日

双門弥山線歩道を歩き、八剣谷を詰めて近畿最高峰の八経ヶ岳に登ってきました。

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この道、歩道といえども鉄の梯子と鎖場が連続するかなり厳しいコースと聞き、いつかは行ってみたいと思い続けていたのです。さて、空中回廊と言われるその由縁とは・・

 

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土曜夜24時半、熊渡の駐車スペースに車を止め小宴のあと2時頃就寝。6時起床で外に出るとまずまずの空模様。早速準備と朝食を済ませて6時50分に林道の車止めをくぐり、約40分の林道歩きで弥山川に下り立ちました。

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しばらくは伏流水の白川八丁をずんずんと進みます。

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水の流れが出てきて両岸が狭まってくる頃、谷がぐいっと右に曲がるとガマ滝に出会う。釜はエメラルドグリーン、川は透明で美しい流れです!


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右岸の踏み跡を辿るとすぐ上は取水堰堤。そして・・・いきなり鉄の歩橋には大岩が刺さってます(汗)

再び河原に降りると対岸にコースが続いています。渓流シューズを履いてきたので渡渉もへっちゃらなのですが、寒いからまだ靴は濡らしたくないと皆が水に浸かる事無く岩を飛び越えて行きます(爆)


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前方に先行者2名がへつりで難儀してるのが見えます。

さあ、アクアステルスのフリクションを効かせてグングン進みましょう。私は水際ギリギリを行きましたが、同行者2名はノーマルルート?を進み渋滞気味。意地でも靴を濡らしたくない様子(笑)。


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へつりポイントを過ぎて少し登ると視界が開け一ノ滝に到着。大岩の上が滝の真正面で最高のビューポイントです!20mはあるでしょうか?

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立派なつり橋を渡り、踏み跡を辿ると出ました鉄ハシゴ!このコースには80以上のハシゴが架けられているとか。ここからしばらくの間、ハシゴや鎖を使ったり根っこを掴んだり岩の間を潜ったり?激登りが続きます!痩せ尾根に架けられたハシゴに、設置した人の苦労を想像しそして感謝しながら・・・谷底には一ノ滝から上に続く深いゴルジュが覗き見えますねぇ~。

で、その先で我々の前に現れたものとは!?


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両岸がスパッと切れ落ちた奥に掛かる日本の滝100選の一つ「双門ノ滝」です。高さは70mといわれてます。そして100選の中でその姿を見るためには最も過酷な場所にあるとも・・

「つぎはこの滝を真下から見に行こう」とか「あのチムニーは突っ張りで登れるぜ!」とか言いながら滝見物・・まぁ冗談はさておいて、双門ノ滝を後にし、またハシゴの激登りに戻ります。。

サンギ平で大休止のあと今度は激下り・・その間とっても川の流れが恋しくなります。


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川床に降り立ち水分補給をして進むと河原小屋に到着。12時すぎで計画通りの時間です。ここで昼食の大休止。
お腹を満たしたら行動再開。この辺りから紅葉した木々が目立ってきました。やっぱ谷筋は冷たい風が吹くんでしょうね。右に左にコースが振られて何度も渡渉します。って言うかコースを歩くより渓流シューズにモノをいわせて水際を行った方が楽ですわぁ。

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そしてここまでに無かった物が現れました。鎖ハシゴ(笑)これを登るのか!?しかも岩はハングしてるし(爆)
でもその前にこの岩の向こうの滝を見てこよっと・・

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って鎖ハシゴ登るよりこの滝の右側登る方が簡単で楽しいじゃん!!
そんな訳で我々はコースを気にする事無く我が道を進みます(笑)


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そしてソレは現れました。ハシゴと共にこれがこのコースが空中回廊と言われる由縁です。
断崖に鉄の杭が打ち込んであるだけ・・これでも歩道か!?そうです歩道なんです(笑)

まぁ断崖と言っても川の流れまで3mほどなんで、全然怖くもなんともないんですけどね。

その2につづく
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