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2024年11月22日
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三輪山登拝と山辺の道

2013年01月22日
土曜夜、大阪梅田のとある炉端焼き店で夕食。
待ち合わせ相手はインフルエンザにかかったとのことで、結局嫁さんと二人ゆっくりと大阪キタの夜を楽しんだ。

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翌朝病人のアパートへ見舞いに行った後、中央環状を南下して東へ折れ奈良県入り。
奈良盆地の南端を横断し大神神社の大鳥居横の駐車場に着いたのは11時を少し回った頃だった。

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ここ大神神社(おおみわじんじゃ)は大和之國一宮。日本最古との云われもある由緒ある神社だ。
拝殿の向こうにそびえる三輪山(467.1m)そのものが御神体で、よって本殿は無い。


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岩や木などに神が宿るといった、日本古来の神道の基礎となったともいえる自然崇拝そのものの様式。

参拝して境内を少し散策した後、嫁さんと別れて摂社の狭井神社へ。ここで三輪山登拝の受付を済ませる。
受付で言われることは、「三輪山は大神神社の御神体です。決して興味本位やハイキング等の目的ではなく、信仰の気持ちでお登りください。」もちろん「ハイ」です。
いや・・興味本位でないのかと聞かれれば「絶対違いますッ!」とは言えないのだが・・
住所氏名電話番号を記入し入山初穂料300円を納め、登拝案内図と襷を受け取りいよいよご神体に足を踏み入れる。

私語を慎みゆっくり静かに登る。
つーかパワースポットブーム?そんな内容の話をワイワイしゃべってる人でかなり賑やかだ(汗
あちこちの山で見かける高年登山者御一行の姿も・・(笑

写真撮影は禁止されているので行程は ↓ の案内図でイメージしてね。

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先日降った雪が残り、ぬかるみどころかドロドロの参道。
すっかり「ゆっくり静かに」を忘れ、黙々といつものペースで抜いて抜いて、入山から35分で神体の中心奥津磐座へ。
巨石の磐座を想像していたけど、そう大きくない岩の集合体だった。
卑弥呼以前の時代から信仰の対象となっていたのだろう。
パワースポット信者ではないけど歴史のパワーを感じる。
休む間を惜しんで下山開始。滑りやすいので慎重に。
往復一時間の貴重な参拝だった。

駐車場へ戻り嫁さんと合流。
三輪山を背に北上し、崇神天皇陵へ。

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ここから見てもただのお堀と森が広がるだけ。上空から見たい。
ここに葬られている崇神天皇は、初代天皇の神武天皇から数えて第10代の天皇なのだが、この間の8代の天皇は実在しなかったのではないか。そんな話が今では定説となっていて、これを欠史8代という。
しかも崇神天皇が実は初代の天皇では?更に神武・崇神・応神と神と名の付く天皇は同一人物だったのではないか?
全ては日本書紀と古事記に隠された、古代日本を征服した天皇家を正当化するトリックではないのか?
事実はどこにあるのかわからないけど、このような研究結果を示す古代日本史研究家もいる。
面白いですね。興味があれば調べてみて。

遅めのおひるご飯。せっかく三輪の地へ来たのだからTVCMでおなじみの「三輪そうめん山本」へ。

更に北へ。奈良公園の一角、春日大社へ。
参拝を済ませ、急いで1kmの道のりを北へ歩く。

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若草山の麓を、鹿にせんべいをねだられながら・・
あと一週間先が山焼きだとあちこちにポスターが貼ってある。
今日は時間も時間だから観光客も閑散として静かななものだけど、来週は人でごったがえしてるんだろうな。

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閉門30分前、間に合いました(汗

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小学校の修学旅行以来30ウン年振り?奈良の大仏さま。

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大仏殿を後にして、静かな石段を登り二月堂へ。
3月12日に執り行われるお水取りはここ二月堂の行事。
お水取りにまつわるお話は、当ブログ内の記事「お水送り 遠敷と丹生」を参照。

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二月堂の境内から黄昏の奈良盆地を望む。

暗くなりかけた奈良市内を抜け、のんびり下道で京都に向かい帰宅の途へ。
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