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2024年11月22日
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原因が判明しない事と判明した事
2012年11月03日
先週の奈良遠征時に起こった不具合を、今日ちらっと診察した。
先ず後輪を両方ジャッキアップしてタイヤを回してみる。
オープンデフなので、正常なら右が正回転すれば左は逆回転する。
変な抵抗も異音もガタも無くスムーズに回る。
手始めにシャフトの確認でもしてみるか。
先ず後輪を両方ジャッキアップしてタイヤを回してみる。
オープンデフなので、正常なら右が正回転すれば左は逆回転する。
変な抵抗も異音もガタも無くスムーズに回る。
手始めにシャフトの確認でもしてみるか。
フランジとシャフトが別体になっていて、フロントとリアのここは同じ構造。しかも同じフランジを使っているという国産四駆では見られない構造だ。
また、フランジどころかハブベアリングも前後内外同じ部品だし・・
シャフトを抜いてみる。
右のシャフトはいたって健康そのもの。
デフに刺さるシャフトのこの先端部分が前期と後期で変わるらしく、我がボローバーは前期型の10スプライン。
これがガタが出やすく、折れやすいらしい。
後期型になると一般的な24スプラインになる。フランジの所と同じ細かさになるって事。
左側も確認して異常が無いようだったら、念のためデフも降ろしてギアの確認もしないと安心出来ない。
出来る事なら先にレントゲン室かCT室にまわって欲しいが・・(笑
ハブベアリングのグリスがかなり汚くなってるので要治療といったところだが、今日はそのまま組んで、全てはまた時間のあるときに持ち越し。
スピードメーター不動の診察にかかる。
メーターワイヤー取り付けは高速のパーキングで潜ってみたときには暗くてよくわからなかったが、今回確認すると何のことも無い単純な構造だった。
メーターワイヤーとスピードセンサーを外してみる。
スピードセンサー本体はフレームに付けられたステーに装着され、排気パイプから熱害防止のための遮熱板で隠れているので分からなかったが・・・
これではイカンでしょっ!
切り離して中身を確認。メーターケーブルに潤滑スプレーを浸透させて組み直し。
こうでなくっちゃ!
インナーケーブルがセンサーのスプラインに届くか届かないかって感じの微妙な咬み方だった。
今までよくメーターが動いてたよね。
これは英酷車とかロイヤルクオリティとか言った問題ぢゃないでしょ!?
たぶん過去に何処かの整備工場で作業した時の組み付けミスだろう。
装着して治療完了。
走行テストは全く正常!!
スピードテスターで計るとメーターは狂いなく表示している。
購入前の試乗の時しばらく動かなかったのも(購入後も一回だけあった)、メーターの指針が実際よりも少し低く示すのも全てこいつが原因だったのだ!スッキリ。
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