[PR]
2024年11月22日
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
白山周遊 2日目 20101010
2011年10月20日
山の朝は早い。
早朝4時過ぎにテントから出るとガスで視界が悪い。期待した星空は皆無・・・
しまった・・この場所からトイレは一番遠い。。だからみんな奥のほうにテント張ってるんだ。
と、このとき気付く(笑
簡単に朝食を済ませてテン場を片付けパッキング。
5:00 ヘッデンの明かりを頼りに出発。
南竜山荘も明かりが灯って宿泊客がばたばた歩き回ってる。
つーか10月になるのに営業してたのね?昨日見たときは冬の準備で片付けしてるのかと思ってました(笑
真っ暗な中明かりが灯った南竜山荘
山荘の横から始まるとんび岩コースに入って室堂を目指す。
徐々に空が明るくなって来ている。金沢の日の出は6時。ここは標高が高いのでもう少し早いと思う。
山頂でご来光を拝むことは時間的にみても到底無理だし・・・
早朝4時過ぎにテントから出るとガスで視界が悪い。期待した星空は皆無・・・
しまった・・この場所からトイレは一番遠い。。だからみんな奥のほうにテント張ってるんだ。
と、このとき気付く(笑
簡単に朝食を済ませてテン場を片付けパッキング。
5:00 ヘッデンの明かりを頼りに出発。
南竜山荘も明かりが灯って宿泊客がばたばた歩き回ってる。
つーか10月になるのに営業してたのね?昨日見たときは冬の準備で片付けしてるのかと思ってました(笑
真っ暗な中明かりが灯った南竜山荘
山荘の横から始まるとんび岩コースに入って室堂を目指す。
徐々に空が明るくなって来ている。金沢の日の出は6時。ここは標高が高いのでもう少し早いと思う。
山頂でご来光を拝むことは時間的にみても到底無理だし・・・
ガスにケムるとんび岩
6:10 とんび岩に到着。ココまでは上り一辺倒。
ここまで来たら室堂までの道は楽なもの。距離的にはまだ遠いけど道の傾斜角が違うしね。
白山神社に参拝。この後ろに白山山頂御前峰がドカンとあるはずだが・・・
6:35 室堂に到着。小屋には何も用が無いので、白山神社に参拝し前のベンチで小休止。
人が多い。みんなご来光目的で室堂小屋に泊まりだったんだろう。
しかしお日様は昇ってるのだろうか?真っ白で見えない・・
山頂から降りてきた親子連れに聞いてみると、山頂はガスで何も見えなかった。との事。
ココからも山頂見えないし・・・
ゆっくり山頂を目指し歩き出す。
室堂から御前峰までの道は石畳のようで歩きやすい。が足は重い。。
ここでやっと本日初めてお日様とご対面。一応手を合わせ拝んでおこう。
7:16 白山山頂 御前峰2702mに到着。
真っ白でな~~んにも見えない。
山頂から白山奥宮を見下ろす
奥宮に戻って参拝し本日の山行の無事を願う。
山頂から西へ進路を取りお池巡りのルートへ。少し前方を若者が一人歩いてるが一気に人が居なくなる。
足元にはカチンカチンに凍った雪が固まってるが、先日の冷えたときに降ったものだろう。
かなり風が強いので足元に気を付けながら歩く。
確実に冬は迫ってきている。
翠ヶ池 たまにガスが晴れて遠くが見えることも
お池巡りのコースを離れ、分岐を七倉の辻に向かう。
8:16 岩場の急登を這うように登ると大汝峰(2684) ここもガスの中・・・
小休止のあとハイマツの中の登山道を歩いてると視界が一瞬開けました!
大汝峰の下り ハイマツの中の一本道
一瞬の出来事なのでカメラのシャッターを押す頃には次のガスが・・・
ここ大汝峰からは初めて歩くルート。未知のコースです。
晴れてたら気持ちよい絶景であろう白山北面だが、ちょっと残念。。。
御手水鉢 ここまでが白山神社の境内だそうだ
8:48 ハイマツ帯を抜けると御手水鉢に。ここも相変わらずガスの中・・
9:01 少し登り返して七倉の辻。先には四つ塚山がすぐそこに見えるが、行こうか止めとこうか・・
少し晴れた視界の向こうに四つ塚山
しばらく悩むが、当初の予定通りパスして釈迦新道に足を向ける。
釈迦新道に入ると左に見える大きな谷は白山系で一番スケールが大きい目附谷(メッコダニ)の源頭部だ。
長大で原始の姿を残しているという。いつかは遡行したい。
いつか来るその時に?四つ塚山に登ればいい(笑
眼下には目附谷の源頭部に掛かる滝群
グングン高度を下げていくとガスの中から抜けてきた。
白山本峰は雲に隠れて見えない。
途中で前からおじさんが登ってくる。御前峰以降に出会う今日初めての対向者だ。
そういえば大汝峰あたりで抜いたお兄さんは、お池巡りコースで室堂に帰ったようで姿は見えなかった。
笹尾根の向こうに白山釈迦岳
右に目附谷、左に湯の谷を見てしばらく歩くが腹が減った・・
ザックを降ろし、餅2個入りタマゴスープで2度目の朝食タイムとする。
再び歩き出すことしばらく、下り気味の登山道は白山釈迦岳向かって再び上昇する。
そ~言やさっきのおじさん、釈迦岳前峰に登って白山釈迦岳なんて無かったって話してたけど、
ボ~っと歩いてると入り口を見落とすって事前のリサーチにあった気がする。
必ず見つけてやる!と意気込んで、日差しが出て少し暑くなった中をひたすら歩く。
地図読みするとこヤブの向こうが白山釈迦岳のはず!って場所まで来たが、それらしい道は無い。
左に池を見ながらビークを回り込むように登山道は下っていく。
う~ん、、このまま進んで山頂を踏めないのは悔しい。ならば!と、さっきのヤブの薄いところから・・・
今年初めての。つーかたぶん今年最初で最後のヤブ漕ぎだ!!
20m程か?ネマガリタケとマツの猛攻の中を泳ぎ闘い、最高地点と思われる所で三角点を探すが見当たらない。
おかしい、もう少し先へ進もうと3歩ほど歩くとパッと視界が開け・・有りました。展望台のような開けた山頂が。。
しかも、真正面にはしっかりした登山道がここまで伸びている(爆
11:27 ということで無事に白山釈迦岳2053.2m
白山釈迦岳2053.2mの3等三角点
相変わらず白山本峰はガスに隠れているが天気がよければ最高のロケーションだろう。
さっき来た道なき道に別れを告げ、高速道路のような道を下る。
降りたところはドロドロの沼地のような場所の三叉路。ここで地図読みを怠って左に向かってしまった。
少し進むと池が現れ道が消える・・・おかしい。地形図で確認すると・・・かなり右の方に登山道はあるはず。
しかも今自分は東に向かってるのに、進むべき方向は南だし。。
しょーもないミスを犯してしまった。。。
ということで来た道を戻り、さっきの三叉路を反対方向へ進むとしばらく、無事釈迦新道に合流。
入り口には道標もなにもないので、白山釈迦岳を見落とす人は多いはずだ。
釈迦岳前峰から白山本峰を望む しかし依然雲の中
釈迦新道に戻るとすぐ、釈迦岳前峰。また小休止。休憩ばっかだな。
ここから先は林道まで下りのみ。しばらく林道を歩いたら再び登山道を少し下ってゴールの市ノ瀬だ。
標高差で1100mと少し?ヒザは持つだろうか・・・
視界のいい尾根上の道から、徐々ににブナの巨木が生い茂る原生林の中の道に変わる。
所々秋色に色付きかけた木々が。
草木は少しずつ秋の衣を身に着けていく
隣の丸岡谷も見えず、湯の谷も見えない。ひたすらブナ林の中を下る道。
初めて昨日のチブリ尾根を下ったのは岩屋俣谷井谷を遡行した帰りだっけ。
あの時延々と下るチブリ尾根に、絶対登りで使いたくないよな・・と思ったっけ(笑
実は今、釈迦新道のこの尾根は登りで使いたくないよな・・と思ってる(爆
と言いながらもいつかは歩く事があるのかな?
なんて取り留めの無い話を頭の中でグルグル回してると(アホやね)林道に到着。
湯の谷に掛かる橋を渡って土砂崩れで埋まったというトンネルをくぐり、左を見上げると丸岡谷が急峻な角度で湯の谷に合流している。
待ってろよ。いつか遡行してやるから。
14:46 白山釈迦岳から3時間10分、無事に市ノ瀬駐車場到着。
太陽に照らされキラキラと光った綿毛が、空を舞ってお出迎え。充実した2日間を締めくくってくれた。
帰りは新築された白峰温泉総湯で二日間の汗を流し、帰路に付く。
PR
Comment