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2024年03月29日
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安部奥 山伏 20110514

2011年05月17日
安部奥の最高峰、山伏(2013.7m)
「やまぶし」ではなく「やんぶし」
そして山伏岳とか山伏山ではなく、ただの山伏。

去年の今頃、初めてこの安部奥を訪れたとき、
政令指定都市静岡から車でほんの40分くらいの距離にある深い山々と渓谷美に驚いた。
前回は黒ん沢を遡行した訳だが、「来年もこの近辺の沢を!」と思っていたのだが・・
正月に痛めたひざがもひとつ自信がなく、今回沢は諦めたのだった。。。

前回の計画を立てるときに目にした「やんぶし」という不思議な名前に興味をそそられ、
標高差約1000m、全行程5時間弱で行けそうなので、のんびり山歩きを!
と、行き先はココに決定。

金曜夜19:30、先日開通した与謝天の橋立インターから乗って京都縦貫道を南下。
無料区間あり未開通部分あり。これで名神京都南ICまで1000円で2時間かからない。
確かに速い!
でもこれ、全線繋がったらもっと速いだろうけど、「高速道路 無料化社会実験」とやらが終わったらいくらかかんの?
場合によっては乗らないだろうな。

このあとは名神・新名神・東名阪・伊勢湾岸道・東名と繋いで午前1時に静岡IC。
静岡市内を北上し、新田集落から林道に入って2時頃に西日影沢駐車場に到着。
東京都内ナンバーの先客が1台。
全体的に斜めの駐車場で、場所に悩みながらテントを張り、一杯やって就寝・・

テント内がやけに明るく、寝過ごしたか!!と飛び起きると、予定通りの5時半だった。
空は快晴。朝食と準備、テント撤収に取り掛かり、駐車場を後にしたのは6時06分。

少し林道を歩き、地形図の940付近に登山道の道標。
西日影沢沿い、作業用モノレール沿いに(笑)登りだす。
登山道は明るく、時々丸太を組んだ橋を渡って右岸左岸を繰り返すが迷うことはない。

IMGP5321.jpg

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途中、3箇所ほどか?わさび田を見かけるが全てが荒れ果て、土砂で埋まっている。
でも元気なわさびが所々にあるようだけど・・やっぱ抜いちゃまずいわな。
IMGP5323.jpg

6時45分 大岩の下。
IMGP5324.jpg

大岩を過ぎるとしばらくしてまた丸太橋。
沢登りの対象としては魅力的な沢では無いけど、
やっぱこれだけ天気がいいと、つい飛び込みたくなる性。。
何処を登ろうか?ついつい考えてしまう性。。
IMGP5326.jpg

最後の丸太橋を渡ったら、植林の中の急登になり、次第に尾根に近づいていく。
遥峠と書かれた地形図の1471横の鞍部には7時20分。
なかなかのペース。ひざの調子もいいし。

尾根上の明るい道をしばらく登ると1900m付近からなだらかな傾斜に。
暗い樹林帯を抜けると・・絶景かな!
IMGP5333.jpg

少し霞んでますが、待望の富士山も拝めました!
IMGP5335.jpg

そしてしばらく笹の間の道を進むと8時40分、山伏山頂に到着。
山伏岳って書いてますが「岳」が消してあります(笑)
向こう側には雪をまとった南アルプスの大展望が広がっていました!
IMGP5339.jpg

少し下って富士山側の大展望を眺めながら大休止。
軽くおにぎりをほおばって。

9時ちょうど下山開始。
ひざの調子は全然OK。
だが下りはどうしてもひざに負担をかけるから油断禁物!

秘伝山師歩きだっ!

山師は小股で駆け足に。山伏は大股で駆け足に?

下ってる途中、カモシカが目の前に。
IMGP5348.jpg
すぐそばだったけど「はよ~あっち行けや」って言ってる感じで全然逃げなかった。

下りでは何人もの人にすれ違い、イッパイになった駐車場に無事到着したのは10時15分だった。

この後、安部奥の滝めぐりに続く。
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