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2024年04月19日
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比良 奥ノ深谷 20100711

2010年07月12日
関西は梅雨の中休み?蒸し暑い晴れが続いたのは土曜まで・・
いろいろな天気情報から日曜の天気を予想すると、比良で雨が降り出すのは午後からか?
ということで、朝5時半にFJ井君の車で出発。日ごろは使わない京都縦貫道から舞鶴若狭道と繋いで比良の坊村に7時半頃に到着する。
つーか家出るときから雨模様だし(汗)
空はわりと明るいが小雨というか霧雨が降ったり止んだりする中で準備を済ませ、他に3台が駐車するいつもの空き地を出発。
今日は本格的に雨が降る前に谷を抜けたいので、明王谷は割愛してアスファルトの林道をすたこらと進むこと30分、奥ノ深谷の入渓点へ到着。
う~ん、少し水多いかな。まぁ梅雨時の奥深だからこんなものか。って感じ。
IMGP4155.jpg

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30分の林道歩きで一皮剥けた今日下ろしたてのフェルトソール。やはりアクアステルスソールとは違った安心できるフリクションだ。
しばらく進むと釜の大きな7m直瀑。直登する?止めようか?との問答もあっという間に終了し、あっさり左を巻く。
IMGP4156.jpg
裏比良の渓谷はただでさえ暗い雰囲気の苔むした谷なのに、今日は輪をかけて暗く感じるなぁ・・
続く2段8mは右の岩場を攀じ登る。
IMGP4160.jpg
この滝を越えると視界が開けて明るくなり、4段40mが姿を現す。
FJ井君がど真ん中を物色しているが、手が出ない模様。IMGP4163.jpg
通常は右の岩場を登るが左脇を登ってみよう。と、意気込むが、、上段で流れに負けて吸い込まれそうになるので少し戻って右に逃げ込む(笑)
さぁ、ここの名物洗濯機はどんな具合?おぉ~今日は深いですねぇ!!
水が少ない時期ならへつって越えれるのだが、今日は泳ぎ必至ですね。
IMGP4165.jpg
入りたくなさそうなFJ 井訓を無理やり引き込んで(笑)洗濯機を無事に越える。
去年、この一段下の小さい滝壺に鹿の腐乱死体が刺さっていたのだが、綺麗さっぱり無くなってましたよ。
続く10m斜瀑は取っ掛かりがいやらしい。水際までへつりで近づいて、あと30cmのところで手が出ないし、足を出したら滑り台よろしく滝壺に放り出される・・
2人で計5回チャレンジして、計5回白泡の餌食になり、しまいに戦意喪失して右を巻く二人であった・・・
まぁ、ここはあの人もこの人も落ちた所だし、今日は天気も悪いし、まぁこの辺で勘弁したろか。と苦しい変な言い訳をするが、いつも登ってるのに何で今日は登れなかったんだろか?などと考えながら踏み跡をたどると、今さっき歩いたと思われる沢靴の足跡を発見。こんな天気ななのに私らと同じような人がいるんだなぁ。
続く7mもまとめて巻いたら美しい4m斜瀑だ。ウオータースライダーを楽しんで小休止するが寒いっ!雨具を着込んで再出発。
谷の底から見上げる空は相変わらず雲が広がってるが、相変わらず霧雨程度で大きく崩れているようではない。
さて、小滝をこなし、続く8mは左を巻く。
IMGP4170.jpg
この巻きはなかなか高度感がある巻きで、木の根や岩を掴んで巻き上がる。
この辺りからこの谷の後半戦へと突入。
ちと寒いが出てくる滝を直登し、釜を泳ぎ、あるいはへつって水に親しむのだ。
岩溝の中も白泡が沸く流れを跨いで「マタが裂ける~ッ」との叫び声も、激流が発する音にかき消されて聞こえない。
40e4ed12.jpg
これを越えて続く5m7mを直登すると、もうこの谷のフィナーレで明るい渓相となって美しい滑が続く。
丸太橋の残骸を見送るとすぐに登山道が横切る終了地点へ11時に到着。
湯を沸かして暖かいスープをすすりおにぎりをほおばっていると、木の枝からポタポタ滴り落ちてくる。霧雨ではなく完璧に小雨ですわぁ。
さっさと昼食を済ませ、登山道を牛コバへ向けて下り林道へ。
この林道の、なんでもないところでつま先を引っ掛けて、リカバリーするはずの次の足がつまずいた足に引っかかって派手に転んでしまう・・・こんな転び方したのって子供の頃にも無いよと断言して言えますわぁ(爆)
まぁ40を越えると新聞紙にもつまづくっていうから仕方ない事かと自分に言い聞かせる・・・
坊村へ着くまでに、朝の入渓する前にこの状態だったら絶対に比良観光か湖北観光して帰るだろうなと思わせるほどに雨は本降りとなり、雨具のフードを被って歩く事小一時間で無事車に帰着しました。
まぁ、ある意味天気の予測は当たったって事ですな(笑)
着替えてるとFJ井君が「うぎゃ~」と奇声を発する!何かと思いきや、スパッツの中からヤマヒルが2匹(汗)
すぐに塩の刑に処するが、雨の中では塩が薄まるのか中々しぶといので石摺りの刑に処して昇天していただく。
ヒルがくっ付いたのが初体験でかなりビビっている彼だったが、この一件で頭がパ二クったのか?何のためらいも無く帰路を今津方面へ曲がらず京都方面へ・・・
まぁ時間も早いし、特に用事がある訳でもないのでこのまま京都市内を抜けて帰るかぁ(爆)
ラーメン屋に寄り、亀岡辺りで激しい雨に遭遇しましたが、一時間弱の遠回りで無事丹後に帰着いたしました。

雨の中楽しく遊んでいただきありがとう。FJ井君お疲れ様でした
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Comment
No title
こんばんは^^

いや~、相変わらずやっておられますね~。羨ましいです。僕は最近は、パートナーがいないので沢はすっかり引退状態です(涙)
先日もお花を愛でるなどという、およそ似つかわしくないことをしてきました(笑)

それにしても、とうとう奥深にもヒルが進出してきたのですね^^;

どもっ!
akatomoさんこんばんは。

東北の渓は深く、原始の姿が残っていると聞きます。
ぜひ沢を復活されて、我々を至福の沢旅へ招待していただきたいです!

私、植物は全くダメですわぁ・・
T崎師匠はガンバって勉強してるみたいですけどw

比良のヤマヒル、紀伊半島や鈴鹿に比べるとまだ可愛いものですよww
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