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2024年04月19日
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野伏ヶ岳

2010年03月21日
野伏ヶ岳でバックカントリーを楽しんで来ました。

IMGP3758.jpg
和田山牧場跡から見上げる野伏ヶ岳

日付が変わってすぐ、20日の深夜0時30分に東海北陸道白鳥ICを下車し、檜峠を越える。
石徹白へやって来たのはは4年振りです。
白山中居神社を過ぎて石徹白川に掛かる橋を渡り、林道脇の空き地に車を停めて車中泊。
最近寝不足気味で、朝まで爆睡でした。

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早朝5時すぎに起床。朝食と準備を済ませ、6時出発!ザックにスキーを挿して、両脇1mくらい雪壁が残る林道を歩く。
小白山谷に掛かる橋から除雪されてなく、しっかり と雪がついた林道にはスノーモービルの轍が続いている。

IMGP3749.jpg
朝日が照らし始めた林道をツボ足のまま進み、所々ショートカットして高度を稼ぐ。
約1時間半、植林帯を抜けたら視界が広がり、和田山牧場跡へ到着。青い空と迫力の野伏ヶ岳が出迎えてくれました。
あたりにはスノーモービルが縦横無尽に走り回った跡があります。跡であって、走り回ってる最中ぢゃなくてよか・・以下省略(笑)

風はなく、快晴の素晴らしく穏やかな朝の空気の中で野伏を見上げ、どっしり腰を下ろしてコーヒーを沸かし2度目の朝食(爆)

30分もの大休止の後、ダイレクト尾根に向かって再び歩き始める。
尾根に上がる急登へ、汗が吹き出ます。たまに踏み抜くのが辛い・・。

IMGP3774.jpg
やっとの思いで(大げさ)尾根上に出たら、気持ちいいブナ林の中をスキーを履いてハイクアップ。
グングンと進みましょう。
下を見ると広い牧場跡を数グループが歩いて来るのが見えます。
ここまで昨日以前のトレースはあったけど、本日私の前に誰も登っていない様子。
この後、人に抜かれる事はあっても追い越す事はなかったです(汗)
1450m付近からまたザックにスキーをくくりつけ、ステップを切って登ります。ザックと足が重い・・

IMGP3775.jpg
抜いていった山ヤさん2名。あっという間に小さくなりました。
この上が山頂だっ!ラストスパート!まぁ別に急ぐこともないんだけど・・

IMGP3781.jpg
10時22分、野伏ヶ岳山頂1674.3mに到着。
画像は北方面。薙刀山から三ノ峰、別山、白山の展望。
風がきつい山頂で360度の大展望を楽しんだ後、先に到着されてた山ヤさんとしばしお話しさせていただく。
↓360度パノラマ 下手な合成でスミマセン。。
tnobuse360.jpg

風が凄いのでさっさと滑る準備をし、来た方向へ滑り出す。
締まったザラメの上に、くるぶしくらいの重い腐った雪が乗っている。
ターンがしにくいという程でもなくそれなりに1600mのドロップインポイントに到着。
今日は一人なので無理はしまいと思ってたのだけど、50mほど下ったところでソロの山スキーヤーのおじさんと話してるうちに・・
そうですよねぇ~、やっぱ行っとかんともったいないですよね~、じゃあ一番のりで行かせて頂きます。
って事で中央ルンゼにドロップイン。

IMGP3793.jpg
急斜面の出だしを2ターンしたら足元が動き、5cm位の層が音を立てて落ちて行きます。
尾根に戻るとお兄さんが、少し下の横斜面は落としといたから、と。
ではこのまま行かせて頂きましょう。
重い雪が落ちた快適ザラメの急斜面を一気に高度を下げます。

IMGP3798.jpg
デブリをすぎたら再び重い雪。ターンを重ねて雑木帯の手前であまりの暑さにジャケットを脱ぐ。
アドバイス頂いた山スキーヤーの2名さま、ありがとうございました。
何はともあれ無事に本日のメインイベントを楽しむ事が出来ました。

雑木帯を抜け平原に戻る。かなりノドが乾いたので大休止。コーヒー沸かすことにする。
振り返るとボーダーとスキーヤーが滑り出した所。彼らはピークには興味無いようだ。

最後は延々と辛い林道を滑り下り、車には12時20分到着。

帰りは少し北上して高鷲の湯の平温泉に浸かり、ひだ中華そばに舌鼓を打ったあと白鳥に戻り、油坂道路で峠を超えて福井県入へ。そのまま延々と下道6時間の道のりで帰宅は20時30分でした。
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