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2024年11月22日
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大山 甲川 下ノ廊下~中ノ廊下 20140831
2014年09月04日
前回、台風の接近でお流れになった甲川を再計画した。
前夜に入渓点に近い某広場でしんちゃんと2人で深夜の宴。
午前零時をまわると肌寒かった。秋近し。
日曜の朝は晴れ。今日は予想最高気温が25℃と涼しい日となったが、完全装備で初めての甲川に挑むのだ!
装備を整え入渓点の鶯橋に移動し、道路脇に車を停める。
鶯橋の上から甲川の川床を見下ろす。
前夜に入渓点に近い某広場でしんちゃんと2人で深夜の宴。
午前零時をまわると肌寒かった。秋近し。
日曜の朝は晴れ。今日は予想最高気温が25℃と涼しい日となったが、完全装備で初めての甲川に挑むのだ!
装備を整え入渓点の鶯橋に移動し、道路脇に車を停める。
鶯橋の上から甲川の川床を見下ろす。
7時半入渓。
冷たい流れの河原をしばらく進むと大きな淵や小滝が現れ、ネットでよく見る堰堤のような2m滝が出現。ここが下ノ廊下の入口のようだ。
う~ん、やっぱ水量多いんかなぁ・・?
ここはステップが切られた流木を有り難く使わせて頂いて越える。
続いて大きな釜の1mが現れるが泳いで行けるか?。左岸にぶら下がるFixロープを使って越えた。
その先うっすらと霧が掛かったような雰囲気になると、右岸から支流が20mの立派な滝となって落ちている。
天王滝20m。
その向こうには両岸が狭まり細長い淵が続き、先には1m程の小滝が結構な勢いで落ちている。
10m程の泳ぎか?
ライフジャケットにエアを吹き込んで、先ず僕がトライ。
落ち口に向かえば何かヒントがあるだろうと頑張ってへつり、流水に逆らい泳ぐが半分くらい進むもあっけなく流れに押し戻される。
「あとは君に任せたぞ!」
と、しんちゃんに託すが・・
「巻きましょ・・」
「そうしましょ・・」(笑)
という事で左岸をアブミで登り小さく巻く。
その後は釜を泳ぎ、登り、へつり、飛び込みまた泳ぐの繰り返しでどんどん体が冷えていく。
次々と出てくる滝は高さは無いが、流れのある釜を従えて行く手を阻む。
ショルダーで越えたり残置にアブミで越えたのもあったっけ。
9時17分、右岸から15m程の滝が落ちている付近の大岩の上で小休止。実に綺麗だが寒いっ!
僕はたまらず雨具の上を着込む。
この時ために持ってきたテルモスに入った熱々の甘酒!これはイイ。
インスタントのをお湯で戻すタイプだけど、熱燗で戻したら?と、しんちゃん(爆
両岸が立つ長瀞の奥に見える瀑流・・
この先に見えるのは下ノ廊下最大の難関か?再び行動開始。
行けるかどうかはやってみなくちゃわからない。
へつれるところまでへつり左岸を蹴って白泡の近くを目指し泳ぐが、案の定押し戻されてスタートラインへ・・
「後は君に任せたぞ・・」
「いや、巻きましょう・・」
「そうしましょう・・」
デジャブーか?ついさっきにも交わしたようなセリフ(笑
右岸から落ちる滝の横のズルズル斜面を巻いて懸垂で再び降り立つ。
下ノ廊下最上部付近
徐々に谷は穏やかな河原状となった。無事に下ノ廊下を抜けたようだ。
中ノ滝入口
11時25分、しばらく河原を進むと再び岩が両岸が立ってきて中ノ滝に突入。
大岩が重なり合うような5mは左の岩場を行く。
冑滝
11時40分、大きな釜に2条の6mが落ちる。これが冑滝か!
通常は左の草付きを行くようだが、よ~く目を凝らすと右側の細い流れの中に残置ハーケンが光っている。
「ちょっと行ってみますわぁ」と、しんちゃんフリーでトライ。
長身の彼は残置を足場にして苦も無くシャワーで突破!
僕も後に続くが残置に足を置くまでは良かったけど少し上の手がかりに届かない・・
結局シュリンゲを出してもらい引っ張り上げてもらう。。
ナメタケ
再び河原状となり12時頃に山本沢出合いを見送りずんずん進むと、男女3人組のハイカーに遭遇。
声を掛けられ話してると地元の方らしく、下山の情報を頂く。
たいがいの入渓者は上の林道に車をデポしているそうで、徒歩で鶯橋に戻るって言ったらビックリしてた。
日の当たる岩の上でランチタイム。冷えた体に激旨担々麺が浸みわたる。
中ノ廊下
13時10分、本日の最終イベント中ノ廊下入口に。
上流から見た中ノ廊下 絶景
特に緊張する場面もなく割とあっさりと中ノ廊下を越えると三度目の河原状。
支流が出合う辺りの左岸に登山道の入り口を確認する。
このまま甲川を進むと上ノ廊下に続くのだが、我々はそこを突破できる技量を持ち合わせていない。ゴルジュの突破技術をもっともっと磨かないと足を踏み入れてはいけない場所なのだ。
よって本日の行動はここまで。
今回下ノ廊下で越えることが出来ずに巻いたあの激流は、泳ぎや突破の技術を磨いて、必ずリベンジするぞ!
その時には上ノ廊下も目指せるように修行せねばね。
14時、左岸に続く原生林の中の急登を息を切らし登ると2.5万図に実線で表記してあるアスファルトの林道に。牧草地を横目に北上する事しばらく、谷の中で出会ったハイカーのおじさんが言ってた「車が通れない林道」の意味が分かった!土砂が堆積し森に戻り、数回藪漕ぎを強いられた(笑
大山環状道路に出て一息坂峠を越え、再び鶯橋に戻ったのは16時。これが一番疲れたかな。
次回は車はデポ出来なくても、せめて自転車はデポしよう。いや、デポしない計画はありえないっ!
大山町内の中山温泉「ゆーゆー倶楽NASPAL」に寄って帰路についた。
しんちゃん、ありがとうさん!またヨロシクっ!
冷たい流れの河原をしばらく進むと大きな淵や小滝が現れ、ネットでよく見る堰堤のような2m滝が出現。ここが下ノ廊下の入口のようだ。
う~ん、やっぱ水量多いんかなぁ・・?
ここはステップが切られた流木を有り難く使わせて頂いて越える。
続いて大きな釜の1mが現れるが泳いで行けるか?。左岸にぶら下がるFixロープを使って越えた。
その先うっすらと霧が掛かったような雰囲気になると、右岸から支流が20mの立派な滝となって落ちている。
天王滝20m。
その向こうには両岸が狭まり細長い淵が続き、先には1m程の小滝が結構な勢いで落ちている。
10m程の泳ぎか?
ライフジャケットにエアを吹き込んで、先ず僕がトライ。
落ち口に向かえば何かヒントがあるだろうと頑張ってへつり、流水に逆らい泳ぐが半分くらい進むもあっけなく流れに押し戻される。
「あとは君に任せたぞ!」
と、しんちゃんに託すが・・
「巻きましょ・・」
「そうしましょ・・」(笑)
という事で左岸をアブミで登り小さく巻く。
その後は釜を泳ぎ、登り、へつり、飛び込みまた泳ぐの繰り返しでどんどん体が冷えていく。
次々と出てくる滝は高さは無いが、流れのある釜を従えて行く手を阻む。
ショルダーで越えたり残置にアブミで越えたのもあったっけ。
9時17分、右岸から15m程の滝が落ちている付近の大岩の上で小休止。実に綺麗だが寒いっ!
僕はたまらず雨具の上を着込む。
この時ために持ってきたテルモスに入った熱々の甘酒!これはイイ。
インスタントのをお湯で戻すタイプだけど、熱燗で戻したら?と、しんちゃん(爆
両岸が立つ長瀞の奥に見える瀑流・・
この先に見えるのは下ノ廊下最大の難関か?再び行動開始。
行けるかどうかはやってみなくちゃわからない。
へつれるところまでへつり左岸を蹴って白泡の近くを目指し泳ぐが、案の定押し戻されてスタートラインへ・・
「後は君に任せたぞ・・」
「いや、巻きましょう・・」
「そうしましょう・・」
デジャブーか?ついさっきにも交わしたようなセリフ(笑
右岸から落ちる滝の横のズルズル斜面を巻いて懸垂で再び降り立つ。
下ノ廊下最上部付近
徐々に谷は穏やかな河原状となった。無事に下ノ廊下を抜けたようだ。
中ノ滝入口
11時25分、しばらく河原を進むと再び岩が両岸が立ってきて中ノ滝に突入。
大岩が重なり合うような5mは左の岩場を行く。
冑滝
11時40分、大きな釜に2条の6mが落ちる。これが冑滝か!
通常は左の草付きを行くようだが、よ~く目を凝らすと右側の細い流れの中に残置ハーケンが光っている。
「ちょっと行ってみますわぁ」と、しんちゃんフリーでトライ。
長身の彼は残置を足場にして苦も無くシャワーで突破!
僕も後に続くが残置に足を置くまでは良かったけど少し上の手がかりに届かない・・
結局シュリンゲを出してもらい引っ張り上げてもらう。。
ナメタケ
再び河原状となり12時頃に山本沢出合いを見送りずんずん進むと、男女3人組のハイカーに遭遇。
声を掛けられ話してると地元の方らしく、下山の情報を頂く。
たいがいの入渓者は上の林道に車をデポしているそうで、徒歩で鶯橋に戻るって言ったらビックリしてた。
日の当たる岩の上でランチタイム。冷えた体に激旨担々麺が浸みわたる。
中ノ廊下
13時10分、本日の最終イベント中ノ廊下入口に。
上流から見た中ノ廊下 絶景
特に緊張する場面もなく割とあっさりと中ノ廊下を越えると三度目の河原状。
支流が出合う辺りの左岸に登山道の入り口を確認する。
このまま甲川を進むと上ノ廊下に続くのだが、我々はそこを突破できる技量を持ち合わせていない。ゴルジュの突破技術をもっともっと磨かないと足を踏み入れてはいけない場所なのだ。
よって本日の行動はここまで。
今回下ノ廊下で越えることが出来ずに巻いたあの激流は、泳ぎや突破の技術を磨いて、必ずリベンジするぞ!
その時には上ノ廊下も目指せるように修行せねばね。
14時、左岸に続く原生林の中の急登を息を切らし登ると2.5万図に実線で表記してあるアスファルトの林道に。牧草地を横目に北上する事しばらく、谷の中で出会ったハイカーのおじさんが言ってた「車が通れない林道」の意味が分かった!土砂が堆積し森に戻り、数回藪漕ぎを強いられた(笑
大山環状道路に出て一息坂峠を越え、再び鶯橋に戻ったのは16時。これが一番疲れたかな。
次回は車はデポ出来なくても、せめて自転車はデポしよう。いや、デポしない計画はありえないっ!
大山町内の中山温泉「ゆーゆー倶楽NASPAL」に寄って帰路についた。
しんちゃん、ありがとうさん!またヨロシクっ!
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