[PR]
2024年11月25日
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
扇ノ山 20140419
2014年04月23日
予報通り朝から快晴。6時にO江さんと上山高原に向けて出発した。
海上集落から林道を進むがシワガラの滝入口で通行止めとなる。この少し先で林道が崩壊しているとの事で車はここまで。4台分の駐車場には車が3台。
板をザックに括り付け8時25分に駐車地を出発する。
昨夜遅くに「しんちゃん」よりoutsideの面々も扇ノ山に入るとの情報がからもたらされてたが、僕らが準備してるところに第一陣が到着。準備をされてる横を挨拶してお先に失礼する。雪だるま氏はまだ到着していなかった。
崩壊地を越えてしばらく進み登山道へ入る。この登山道が終わると視界がパッと開けて上山高原に到着だ。ここまで所々に雪がある程度。舗装路を歩きトイレのあたりからやっと雪が続きだす。
9時28分。ここからやっとスキー歩行が出来るぜ♪ とO江さん
O江さん、スキーとプラブーツを担いでここまで1時間、やっと重さから解放されたようだ。お疲れさんでした。
僕は久しぶりのステップソール細板BDヴェクター。よって、ここまでの歩きも革靴なのでそう苦ではなかった。しかし10年近く使ってない板だから滑りに一抹の不安が・・まぁ今シーズンのゲレンデではあの扱いにくいディナスター・モンターニュでそれなりに遊んだんだんから何とかなるか・・
という事で上山高原をあとにし先へ進もう。
ここから先は今までとは別世界。関西の山なのにこの時期にこの残雪とはねぇ、さすが豪雪地帯だ。
ショウブ池が見えた辺りで林道上の雪が切れたが、それも数十m。
そこからは小ヅッコ、大ズヅッコ、そして目指す扇ノ山が今日初めて見えた。
まだ先は長い。
ショウブ池を南側から回り込んだ辺りから小ヅッコに向かってショートカットを試みる。一名分のスキーのトレースがあるが、進むにしたがって藪が濃くなり、更に傾斜がキツくなるとステップソールでは登るのが限界となった・・汗。シールのO江さんはまだ余裕のようだが申し訳ない、右下に林道が見えるのでそっちに避難させていただく。
そのまま林道を進み小ヅッコ登山口から再度林道を離れると扇ノ山のブナ林のお出迎え。
振り返るとブナ林と同化したO江さん。
ここあたりは積雪1m20cm位か。と積雪状況を調査中のO江さん。
気持ちいい青空の下、気持ちいいブナの林の中をのんびり進んでいてふと空を見上げると、ん・・トンビ?いや、これは!?
イヌワシが悠々と空を舞っている!
上山高原エコミュージアムのHPによると、普通イヌワシは1匹だけの個体で生息するが、ここのイヌワシは2匹つがいで生息しているとの事で全国でも珍しい地域らしい。つーか2羽ぢゃなく2匹なのね?さすが猛禽類。
ブナ林の斜面を登るO江さん。
頭上をイヌワシが舞う中、大ヅッコへの登りに差し掛かるが、ステップソールでは直登厳しくジグを切りながら登る。シールのO江さんはもちろん直登だ。
北向きの斜面は木がまばらで魅力的な斜面で、帰りが楽しみ~♪
12時06分。大ヅッコを登りきると山頂までもう少し。昼飯は山頂までおあずけ。
南側斜面を滑り降りると尾根状の最後の登りだ。
左側の斜面を覗くとボーダーが一人滑り降りていった。こちら側は菅原集落からのコースで次回には是非訪れたいと思っている。
12時36分。山頂に到着するとソロのご年配テレマーカーがちょうど出発されるところで、O江さんが到着するまでのしばしの時間テレ話や扇ノ山のルートの情報等を頂いた。
靴擦れに遣られ、今日は少し遅れ気味のO江さん。もう少しで昼食ですよ。
この日の山頂小屋は1階は満員御礼。しかし2階は貸し切りでゆっくり足を伸ばして、先ずはプシュっとやって昼食。
1時間ほどのんびりし小屋を出るともう誰もいない。そして午前中は青空だったのにいつの間にか薄曇りになっていた。少し肌寒いがフリースのままで東斜面にドロップイン。
大ヅッコを再び登り、ここも東側の斜面にドロップイン。何度か登り返して楽しむ。
そろそろ帰路につこうかと大ヅッコに登り返していると遠くのほうから僕の名前を呼ぶ声が!?声の主は雪だるま氏ご一行様だった。4人のメンバー全員が細板革靴の細革軍団。ご一行は鳥取県側へ足を伸ばしクロカンハイキングを楽しんできたそうな。しばし立ち話しの後、彼らは山頂へ。
小ヅッコまでのブナ林のスラローム、通称ブナローム?を楽しみ小ズッコ小屋へ。ここからどうしようか迷ったが、往路と同じ林道に戻ることにした。
しかしここから単純に帰れなかった。左から魅力的な谷筋が誘い掛けてくるので思わずドロップイン(爆
最後はショーブ池で勝負だっ!とばかりに40mほどの斜面をショーブ池に向かって滑り込む。
ショーブ池と私
この勝負、どちらに軍配が上がったのかは不明で、勝利の女神はまだ雪に閉ざされた池の下で冬眠中のようだった。
しかしここまで滑り降りたら登り返しが・・結構つらい。。林道がはるか上に見える(汗
ヒーヒー言いながら登り返し残りの林道を漕いで振り返ると扇ノ山はガスが掛かっていた。
往路と同じルートで駐車地に戻ったのは17時少し前だった。
いやはや、O江さんのおかげで二十数年ぶりの扇ノ山で長くて実に楽しい一日が過ごせました。
ありがとうございました!
PR
でもホントに楽しかった。最後の最後まで、時間ギリギリまでのドロップイン、最高でした。最高のtomatimaさんに感謝m(__)mでございます。
ところで皆さんの細板、革靴いいですね。この時期の機動力は最高でしょうね。
ぜひ来年はトライしてみたいものです。欲しいものはたくさんありますが、その中で先日登山靴を買ったばかりで今から出費が気になります。そのためにお仕事頑張りましょう。
扇ノ山全体としてはほんの極一部でしょうが、あのコースから覗ける楽しそうなところは結構舐めまわせましたね。体力的にキツいけど・・(汗
次の機会は東面を最後まで攻めましょう。
厳冬期に海上集落から山頂までのチャレンジも計画しますか?
同じ日に、扇ノ山を滑ってました。ただし、こちらは13時過ぎ、と遅い入山だったので出会いませんでした。ショウブ池から振り返られたときの、ガスの中を滑っていたわけです。
去年よりも雪は少し多くて、山頂東斜面も、大ヅッコ東斜面もバンバンに楽しめましたね。これなら、大ヅッコ北斜面は、今年もGW明けまで安泰でしょう。
今年は海上からのアプローチがこの状況なので、狙いを変えています。19日
は、クルマでできるだけ標高を稼ぐために河合谷牧場から入り、作業道では自転車を使いました。おかげで、午後の半日コースでした。久しぶりに、東の畑ヶ平からも登ってみようかと思います。岳人の記事のように菅原からは遠いので入りませんけどね。
http://youtu.be/0qgrXt7qNmU
この日はニアミスだったようですが、またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。
畑ヶ平までの林道は除雪はいつ頃完了されるのでしょうか?除雪の状況によってはやはりI先生のレポートのように、菅原からのルートとなるのでしょうか?。こちらも魅力的です。
今年のスキーシーズンもいよいよ大詰めですね。残り少ない時間を楽しみましょう!
こちらは今シーズン最後のスキーをGW後半に計画中です。