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2024年04月26日
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若狭 耳川 ウツロ谷 20130526

2013年05月28日
初夏のにおいがする空の下、記録を調べると実に15年振りに耳川ウツロ谷を訪れた。

朝6時に某所でT崎氏(以下本屋さん)と合流。
若狭街道を東へ向かい、今や日本国民なら知らない人はいないであろう原発銀座、そのど真ん中である美浜町のコンビニでH居氏と合流し、耳川を遡ってウツロ谷の入口に駐車。

9時を少し回った頃に真新しい堰堤を超え、その後も二つ古い堰堤を超えて入渓する。
谷が左へ曲がり両岸が立つと奥には右から10mの滝。

IMGA0657.JPG

刺さった流木を頼りに釜をまたぎ、滝の左を登る。
確か15年前は右岸を巻いたような・・・

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IMGA0662.JPG

続く10mは手も足も出そうにないのであっさりと右から巻く。

IMGA0664.JPG

次に出るは2段12m。
特にロープを出すほどでもなかったが、ロープワークの練習と確認ということでロープを出し、しばらくこの滝で時間を掛けてお勉強。

IMGA0676.JPG

前回この20mは右の草付を登ったような気がしたが・・記録を見てみると流れの右脇を直登してました。
もちろん今回も右脇を突破。
中間あたりから真ん中ルートを狙うが、あえなく敗退し右脇を登るのであった・・

IMGA0690.JPG

その後も息もつかせない間隔で溝滝が続く。
そのほとんどが快適に直登できるが、少し流木が多く荒れている個所も。

NCM_1796.JPG

この辺りで突然デジカメの調子が悪くなり、記録はスマホにバトンタッチ。
なぜか電源が入らない・・・壊れたか?
某大型量販店で購入し5年延長保証のはず。水没って感じではなさそうなので何とかなるだろう。

NCM_1802.JPG

後半の核心12mは見た目簡単に攻略できそうだが、落ち口の乗り越しに絶妙のバランスが必要。
この谷でただ一ヶ所残置ハーケンがある意味が分かる。
しかしずぶ濡れ覚悟で流れを跨いだら割とあっさり落ち口に立てた。
ところで・・今更ながら、僕が残置に掛けたカラビナ、回収してもらいましたっけ??>H居さん・・

今回はかなり時間を掛けて、ゆっくりのんびり遡行した。
600m付近の赤坂山に向かう二股には11時25分。
更に続く小滝を幾つか超え、源流の様相に代わると650m付近の二股。
左へ行けば三国山。ここは右に進路を取り明王の禿を目指す。

溝状の流れを進み、ふと右を見ると藪が薄い。つられて進んでみると程なく明王の禿と赤坂山の中間部の登山道に出た。
忠実に流れをだどって禿に出たほうが面白かったとは思うが・・まっ、ええか。

NCM_1808.JPG

このままハイカーで賑わう赤坂山に登ったのは12時24分。風をよけて昼食。
↑の画像は赤坂山から見た琵琶湖だが霞んで展望はイマイチ。

下山は超快適といえる粟柄越の古道をえっちらおっちら下る。山頂から約50分で駐車した地点に。



我々がウツロ谷を遡行し赤坂山山頂に立った翌日に、大阪の小学校が林間学校で訪れ、児童2人が行方不明になるという遭難事故が発生した。
この記事を書いている今日の昼頃、、不明が発覚してから実に24時間ぶりに無事発見されたとのこと。
ニュースによると、道に迷ったことに気づき沢を下ったが滝に阻まれ、そこで一夜を過ごしたそうだ。
翌朝に来たルートを戻り捜索していた警察に発見されたそう。
何はとともあれ怪我もなく無事でよかった。
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