忍者ブログ

[PR]

2024年11月22日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

台高 黒倉又谷 20100905

2010年09月06日
つい3週間ほど前にも走ったいつもと同じルートで、最近いつも同じメンバーFJ井君と二人で奈良入り。
高速料金は阪神高速1区間700円だけのいつものケチケチ移動だす。
それでも本沢川の最終地点である筏場まで実質4時間半の移動時間だ。
ということで、深夜24時過ぎに筏場の駐車場に到着していつものごとく車中の宴。
先客がテント張って寝てらっしゃるので静かに呑むのだが、話題は静かに怪談話へ・・・
お~・・怖くて一人でオシッコにいけないじゃん(泣)

6時過ぎに車から出て見上げると薄いもやがかかっているが、その上は快晴の模様。
9月に入ったというのに連日の猛暑で、今日も暑くなる予感だ!

さっさと準備と朝食を済ませて7時30分に駐車場を後にする。
しばらくは本沢川沿いの登山道を歩き、屏風滝を過ぎて五色湯跡の看板から入渓。
ウオーミングアップよろしく水に浸かり、寝不足の体にカツを入れて歩くこと少しで黒倉又谷出合に到着する。

IMGP4432.jpg
暖機運転も完了して体も充分に温まったし、出合の6m滝はシャワーで直登だ~!・・?
とまぁそんなカッコイイ事は出来ず、へたれ沢屋の我々は左の岩場を登るのであった。
本沢川本流を含め、水量は前回来たときよりもかなり少ない。

拍手[0回]

出合の6m横を登り橋の下の小滝を越えるとゴルジュ帯に!
大きな釜を持った斜瀑が出迎えてくれた。
IMGP4436.jpg
釜を泳いで3m斜瀑に取り付くが、左の岩が覆いかぶさって狭い。
体を窮屈な隙間に突っ込んで、流れに負けず無理やり這い上がる!
コレを超えるとまるで滑り台を滑って落ちるようなスラブ滝8mが姿を現す。

IMGP4444.jpg
左側の滝身すぐそばを半分くらい登ったけど、そこから先がほんの少し傾斜が増して先に進めない(汗)
右も左も、もちろん滝の流芯もツルツルでフエルトソールのフリクションが全く効かないのだ(汗)
左側壁を見ると一段上にバンドが走ってる。ツルツルの足元にビビリながら近づき、そのバンドに這い上がろうと頑張るけど、私の短い足ではどう頑張っても届かない・・・
あきらめてFJ井君と交代すると、あっさりと這い上がってスルスル登って行くではないか(爆)
「置いてかないで~」と土下座してお願いし(嘘)スリングで引っ張り上げてもらう私であった・・・

IMGP4445.jpg
続くは二条4m。さっきの8mで体力使って釜に入る気力が失せ、岩場を登る。
たぶん釜を泳いで取り付いたとしても登れなかったろうけど~ww
続いて深い釜を持った3mを迎えるが手も足も出ない・・・
ここはあっさりと巻き上がる。踏み跡はしっかり付いていて、橋から続くゴルジュ帯を巻く道に合流する。
さすが人気の谷らしく、踏み跡というよりしっかりした登山道のような道だった。

二つ三つ滝を見送り再び谷に下りる。
IMGP4451.jpg
釜を持った3mに泳いで取り付き滝身を這い上がり、その上にも釜を持った小滝が続く!

IMGP4456.jpg
流木が刺さった5m斜瀑。これもツルツルのスラブ滝だ。
私は左側を小さく巻き、FJ井君は流木をうまく使って脇を登り、無事にゴルジュ帯を終える。。
あ~疲れた。。しかし心地よい疲れですわぁ。

ここから全長60mといわれるナメ床に突入だ!
IMGP4462.jpg
まずは6mと13m斜瀑を登り、日当りのいいナメ床の始め辺りで小休止。塩大福をほおばる。

再び気持ち良いナメ床をスリップに注意しながら歩き出す。
この谷は全体的に良く磨かれた岩場が多く、なんともよく滑る。
「ナメをナメたらアカンでぇ~」とのどっかで聞いた教訓を自分自身に言い聞かせ、慎重に進もう。

IMGP4480.jpg
ナメ滝群が終わるとしばらく、小滝やら釜を持った2~5mの滝やらがゴーロの合間に出てはやっつけ出てはやっつけ、あぁ忙しい(爆)

大釜の5mは左の岩から上部に刺さった流木めがけて挑戦するが、諦めて釜にドボンww
続くFJ井君は長い手足を使って私より少し進むが最後はやはり釜にドボンww
結局諦めて右を巻き上がるのであった。

谷がぐっと右に90度曲がったら本日のハイライトか?4段の滝が出現!
IMGP4489.jpg
画像は4段のうちの二条4mと6m。
下段5mは左の岩を登りし二条4mは左を直登。続く6mは左の樹林を巻き、最後の6mは滝身のすぐ右を登る。

この上も小滝がポツポツ続き一つ一つやっつけながら進むが、どんどん平流っぽくなって、左右には植林が迫ってくる。
太陽の光が差す場所で塩大福をほおばり小休止するが、このあと終点の植林小屋跡はすぐそこだった・・・
途中で追い抜かれたり追い抜いたりした2名パーティと、駐車場でテント泊されてた年配の4名パーティが昼食をとってられる終点には11時06分到着。
我々も昼食にありつく。本日の昼食は昨日賞味期限が切れた特大海鮮オニギリだ!滝汗!!

下りは植林の仕事道を辿って本沢川に戻るのだが、分かりにくいという噂。
終点の賑わいから一番に抜け出して、左岸の辿道を拾い下山開始。っといきなり谷に下りる踏み跡に迷い込み10mほど後戻り(笑)
地形図とコンパスで確認しながら進むが何箇所かホントにコレで合ってるのか?と少し心配になった程度で特に迷いやすいと言う事もなく、思いっきり汗が滴り落ちる暑い仕事道を赤テープを拾いながら進む事1時間20分で本沢川に到着。

川原に下りて水に浸かりほてった体をクールダウン!
この後は言うまでもなく本沢川を白倉又谷出合まで流されながら飛び込みながら下り、最後はハイカーが橋の上から見てるのも気にせず、淵で飛び込んだり泳いだりしてゆっくり遊んで駐車場に戻るのであった。

入之波温泉は秘湯ブームということで相変わらず車があふれてる。それを横目に見ながら車を走らせ、道の駅でお土産買って、レクサスが対岸の川原でスタックしてるのを見て見ぬふりしたり、はるか向こうにゲリラ雷雨の白いカーテンや稲妻を見ながら、火事らしい黒い煙に野次馬根性丸出しにしたり、南阪奈道400円の高速料金をケチって渋滞にはまったり、川西で九州ラーメン食ったりして丹後には20時前に無事到着。

この日、京田辺市では9月の最高気温39.9度を記録したそうだ。
谷の中でサブイサブイと震えながら遊んだ事が嘘のような気温ですね。
こんな猛残暑の中、一日遊んでくれたFJ井君ありがとさん!
PR
Comment
いつもお世話になっております。
先日はお疲れ様でした。 

トマヲさんから沢登りを教えてもらってからハマッてしまいました。
マイナスイオンを浴びながら全身運動をすると、日ごろのストレスが吹き飛んで体の調子がよくなりますわぁ。

昨日、スノーボードでコケてから調子の悪かった肩をMRIで見てもらったら、剝離骨折していて、先生に「安静にするように」と言われてしまいました(笑)

でも僕には、沢登り療法(笑)でリハビリした方が合ってるようなので、今後ともリハビリにご協力お願いします。


お疲れ様~
ネット上では始めましてですねっww
こちら側でも宜しくお願いしますよ~。

ええっ!?剥離骨折だったの?まぁ原因がはっきりしてよかったですね。
仕事中は安静にして、週末は沢や山でリハビリに励みましょう(爆)
完治するまでお手伝いしますが、完治してからもお付き合い宜しくです。

業務連絡:明日USBメモリと110円をポストに入れときます。
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字