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2024年11月22日
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播州 段ヶ峰 倉谷

2009年09月24日
シルバーウイーク後半の23日に、新人F井君と播州の名渓倉谷を遡行してきました。
生野栃原から林道に入りますが、以前来た時よりかなり荒れてます。いつも停める場所まで入れずに一歩手前に駐車して準備。そこから約30分林道を歩くと一ノ滝なのですが・・・過日この一帯に被害をもたらした台風9号の影響でしょう、林道が崩れ大岩がゴロゴロを谷と埋め尽くし土石流の跡で酷いことになってます。
な~んか嫌な予感が・・・
なんとか進んで新しい小屋と滝見台が設けられた一ノ滝に到着しました。

s2IMGP3107.jpg

ここで早々と小休止。F井くんは三脚出して写真撮ってます。
こんな感じで本日はのんびりと進みます。

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今回は無理せずに右の道を登って簡単に一ノ滝を越え、滑床のお出迎えか?と思いきや・・
嫌な予感は的中しました。ここも巨岩や岩屑土砂木屑が谷を埋め尽くしています(悲)

s2IMGP3108.jpg

この先ニノ滝はどうなっているのでしょうか?どんどん進みましょう。この谷は壊滅状態ですね・・

s2IMGP3110.jpg

でも少し、ほんの数箇所ですが滑床が残っています。
でもほとんど酷い状態・・・一ノ滝のお不動様が立ってるのが奇跡ですよほんと。

s2IMGP3120.jpg

二ノ滝30mに到着ですが、滝のすぐ下で右から来る枝沢やその出合付近も以前とは全然違う景色です。このニの滝も左のリッジの形が変わっているように見えるのは私だけでしょうか?
画像は二ノ滝下でカメラを構えるF井くん。
一応ロープを出し、左側を登り二ノ滝上の10mは少し巻きました。
やっと沢登りらしくなってきましたね(笑)

s2IMGP3133.jpg

しばらく進むと左から落ちるのが三ノ滝です。
ガレガレの本流から分かれて三ノ滝に取り付きましょう。苔が洗われて登りやすくなってます。
途中を鹿の親子?兄弟?が横切っていきました。
1ヶ所を除いて一部シャワーを交え直登し、お約束林道下の土管にもぐりこみます。
少し上流で大休止。こちらの谷は以前の美しさが残っており一安心。

s2IMGP3145.jpg

次々と小滝や滑をこなしてだんだん源流に近づいてきます。
水の流れがなくなっても忠実に谷を詰めるとひざまでの笹原に出て登山道へ。

s2IMGP3151.jpg

左へ少し進むと段ヶ峰山頂1103.4mへ到着ですが、ガスって展望無し。登山者は1名も見当たらず。
到着と同時にT崎氏から電話が・・「本届いたよ~」ウチの娘さんの参考書ですわぁ。。
お仕事電話に了解の返事をして倉谷の状況報告をし昼食。

下山は千町峠に向かい、綺麗に舗装された林道脇から栃原川沿いの登山道に下りますが、ここも土砂崩れで道を探すのに苦労しました。
土石流の威力を目の当たりにし(痕跡ですが)水の力自然の力の恐ろしさを肌で感じた今回の山行でした。
F井くんお疲れ様でした。

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